稲田が5戦3勝、オール3連対を守る活躍で予選トップ通過を決めた。舟足に強力な部分はないが、レースのしやすさを武器に得点をまとめてきた。流れも味方につけた感がある今シリーズはスタートも正確。準優も鋭い踏み込みをみせて逃走態勢を築く。相手筆頭は篠崎。ここでも機力負けはなく、1マークの隊形に合わせた臨機応変なハンドルさばきで逆転を狙う。前本がコース取りから動きをみせそうだが、他5者も簡単に譲らない。展開の読み鋭い新田の一発に警戒したい。

前本がひとつ内に入り、12346/5の進入から稲田が1マークを先制します。しかし、篠崎が鋭く切り込んで応戦。直線では篠崎の舳先が稲田にかかる接戦状態となります。1周2マーク、篠崎が位置有利に旋回しますが稲田も譲らず。一進一退の攻防のまま迎えた2周2マーク、全速ターンで稲田を振り切った篠崎が首位の座を確保します。激戦を制した篠崎が1着でゴール。稲田は2着としています。