オール2連対継続と順調な足取りで予選トップ通過を決めた池田が準優ラストカードの1号艇。スリット同体の仕掛けならば逃げ速攻で主導権を握るとみて中心の一戦。舟足も旋回スピードも池田に大きく引けを取っていない菊地。自在かつ柔軟な運びで内を攻め落としにかかりたい。シリーズ3日目から気配上昇ムードの河合は冷静な立ち回りから差し場を拾う走りへ。穴的存在ならば「4日目前半が一番良かった」という実績モーター38号機の伊藤を指名したい。

激しいスリット合戦から池田が先マイ。しかし、バックストレッチでフライングコールがかかって、無念の戦線離脱となります。1マークをまくり差した河合が繰り上がって先頭へ。続く2マークを先制して後続との差を拡大します。河合はその後も手綱を緩めることなく走り切って1着でフィッシュ。次位には2周1マークで猛追する前田をさばいた菊地が入り、優勝戦最後の切符を手にしています。