2日目が終わって未勝利の平山だが、絶好枠を味方にここで1勝の計算。直線系統は元から悪くなかったが、課題の回り足も少しずつ上昇、指定席のインから外の攻めを封じて逃げる。オール3連対を守る鎌倉が相手。カドに引ければ攻撃力は倍増する。まくり、まくり差しの両面策で肉薄。2日目に2着2本とまとめた中川が差して食い下がるが、大外枠でも底力ある遠藤が怖い存在。機力は日毎に上昇中、一発があってもおかしくない。

中川と倉持がピット離れでやや後手に回り、132/465の隊形に。大外から倉持が好スタートを決めますが、絶好枠の平山が伸び返して先マイを放ちます。まくり差した遠藤が平山に迫るも一歩及ばず。直線でわずかに平山が先行します。勝負の2マーク、平山が絶妙な旋回を披露し、ここで決着。後続と水を開けるとそのまま1着でゴールし、シリーズ初白星をあげています。見せ場を作った遠藤は2着まで。