準優三番勝負はすべて1枠が勝利。その中でも、ひと際目を引いたのが毒島の勝ちっぷりだった。他5艇はなすすべもなく、1マークであっさりと決着。64号機のポテンシャルの高さを見せつけた。白いカポックをまとう決勝戦。まくらせず差させず、完璧なレース運びで真紅の優勝旗を群馬に掲げよう。峰と太田が続くが、逆転までは至難のワザ。紅一点・平高の健闘にも期待したい。外枠の馬場も次位争いなら食い込む余地。相手が絞りづらい大一番となった。

毒島と太田がコンマ07の好スリット。インの毒島が速攻戦を展開します。毒島はターン出口でグイッと艇を押し進めると、次コーナーも堅実にクリア。周回を重ねる毎に後続との差を拡大します。そのまま1着でゴールラインを通過した毒島は、見事全国ボートレース甲子園を初制覇。毒島を追った峰が次位入線、1周2マークでブイ際を上手く突いた太田が3着を取り切りレースを終えています。