予選をオール2連対でまとめた江口が、得点率首位に立った。出足を軸にモーターの仕上がりは、このメンバーに入ってもヒケを取らない。コース有利に押し切って優勝戦の1枠を睨む。逆転の一番手は山崎。イン艇の内懐を鋭く差してバック併走状態に持ち込む。地元の両者に割って入るのが濱野谷。内の動向を読んだ自在戦で1マークを攻略する。奈須もパワー機を味方にシリーズ序盤をけん引してきたひとり。カド位置に陣取り一発を企てる。

ピット離れで勢いよく飛び出した井口と菊地が動いて、進入は125/634の隊形になります。山崎がスリットで大きくヘコむと、江口が先マイ体勢も流れ加減。空いたところに菊地が全速でまくり差します。江口と菊地がもつれたまま迎えた2マーク、先に回った菊地が単独トップへ。その後も守り切った菊地が1着でゴールしています。菊地を追った江口が2着。3着に濱野谷が入って3連単6-1-3は55,640円の高配当決着となっています。