徐々に上積みを図ってきた平本の54号機。しかし、上位と比較をするとまだ威張れる仕上がりではない。好枠の利を活かして先マイから粘りの走りへ。機のパワーで平本を上回る丸野。鋭い立ち回りからバックは一気に捉える展開に持ち込みたいところ。一撃攻勢があるとすればエース機の白石。気迫のスタート攻勢から激しく内勢に迫るレースで挑んでいきたい。目立つところのない篠崎の舟足だが、白石が果敢に攻めるケースになれば展開が向きそう。

内から4艇が0台に踏み込む激しいスリット合戦。先に回った平本に、丸野と白石が差しに構えて応戦します。迫る白石を直線でかわした平本が次コーナーも真っ先に旋回。平本はここで一気に抜け出すと、独走スタイルを構築します。その後も危なげなく周回を重ねた平本が節間2つ目の白星をマーク。準優勝戦へリズムアップしています。1周2マークを思い切りよく握っていった丸野が次位入線。