前節の三国周年でパーフェクトVを達成した勢いをそのままに丸亀に参戦する毒島が12レースのドリーム戦1号艇で登場する。引いたモーター60号機は近況やや落ち目の機だが、前検日は「スタート特訓は周りと変わらなかった。ペラとギヤケースを確認して行く」とまずまずの手応えを得ていた様子。当地は誰もが認める超ドル箱水面、インを固めて一気に押し切る。寺田が定石通りに2コースから差すが、3コースから多彩な取り口で1マークを攻め立てる馬場も好勝負。パンチ力ある井口の4カド戦も侮れない。

毒島が唯一の0台スタートから先マイ体勢。しかし、ブイ際ピンポイントにまくり差した馬場が直線で毒島を捕らえます。ビッシリと競い合ったまま勝負は2マークへ。馬場は位置優位に豪快なターンを繰り出し単独トップに躍り出ます。以降も周回を重ねるごとにその差を広げて安全圏へ突入。見事なまくり差しを見せた馬場が初日ドリーム戦を快勝し、幸先のよい滑り出しとしています。