年末の集大成、グランプリの幕が開く。トライアル1stの12レースは前本が主役。惜しくもランキングは7位と悔しい結果となったが、そのウップンを晴らす逃走劇で幸先のよい滑り出しといきたい。逆転を狙う石野。勝手知ったる地元水面なら、前本の懐をえぐるシーンも十分にある。大外枠の西山が思い切った前づけに出ることも一考。そうなると、菊地や池田にもチャンスが出てくる。緻密かつ、大胆なスリット攻勢で東海勢のワンツーフィニッシュに妙味。

丸野と西山が展示よりも1つずつ内に入り、進入は136/245の隊形となります。前本がスリット優勢も、1マークで振り込みまさかのアクシデント発生。全速でまくっていった西山がここで抜け出し、白星を獲得しています。西山に続いた菊地が次位入線。3着に丸野が入り、3連単6-4-3は130,260円の高配当決着となっています。なお、1号艇・前本は妨害失格、2号艇・石野と5号艇・池田は転覆失格となっています。