トライアル2ndもいよいよ大詰めを迎える。ベスト6入りをかけた一番を締めくくるのは平本。抽選で引き当てた白いカポックを味方に、1着ゴールでファイナル進出を決める。瓜生と峰の2人はラストバトルの1号艇を狙う走り。無論、なりふり構わず勝ちに来るはずだ。峰は黙って6コースも考えづらく、進入含めて一瞬たりとも目が離せぬ戦いになることは必至。原田、濱野谷は1着勝負で一歩も引けない。それぞれが勝てる位置を模索。渾身のフルショットで挑む。

濱野谷が峰を入れさせずに5カドへ。進入は1234/56の隊形となります。トップスタートを決めた平本が1マークを先取り。原田が差しハンドルも届かず、平本はグイグイと舟を進めます。次コーナーも豪快に回った平本は後続とのリードを拡大。独走スタイルへ突入します。しっかりと逃げを打った平本が勝ち名乗り。ファイナルへ駒を進めています。1周2マークで峰が抜け出して次位入線。