初日ドリーム戦は馬場が絶好枠で主導権を握る。前検一番時計をマークし19号機の気配は上々。走り慣れた水面でスタート勘に狂いはなく、外の攻めを封じて押し切るとみた。2コースから手堅く立ち回る徳増が馬場追走の一番手。ひき波をスムーズに超えて迫るが、乗り手の調整に鋭く反応する片岡の46号機もパワーは上位。思い切りよく握り2マーク勝負を視野に入れる。伸びが売りの上野の22号機、湯川も持ち前の調整手腕を発揮して連下争いに加わる。

しっかりと踏み込んだ馬場が1マークを先取りします。ブイ際切り込んだ湯川が舳先をかけていきますが、馬場は譲らずに続く2マークも先制ターン。ここで馬場が振り切って差を広げていきます。馬場はそのまま首位をキープしてゴールイン。見事な逃走劇で初日を白星で飾り、幸先いい滑り出しとなっています。見せ場を作った湯川は2着まで。なお、5号艇の上野はフライング返還欠場となっています。