予選ラストまでし烈を極めた得点率争いを制してトップ通過を果たした田村が、連日の11レース1号艇で登場する。肝心の機力はモーターの素性通り準優勝戦の中に入ってもバランス型で上位級の一角。インから差しもまくりも許さず逃げ一気に主導権を握る。同期でライバルの井口が2コースからすかさず差してバック田村に迫る。舟足は劣勢でも、地元で気持ちが入っている西山は積極的にスロー水域を奪う構えか。内が深いと一転乱戦のシーンも。ターン回りが力強い仲口は混戦で出番が回りそう。

展示同様に進入で西山が動きを見せると、井口は主張せずにカド位置へ。136/245の並びから井口がトップスタートを決めて、一気に内へ絞っていきます。井口はスロー勢をひと息に飲み込むと、豪快なまくりを披露。あっけなく後続を引き離して安全圏を確保します。そのままキープした井口が見事に勝利。井口の攻めに乗った森高が2番手で入線して、ともにファイナルへと駒を進めています。