5日目、12レースは道中逆転で勝利を収めた土屋が1号艇。出足や回り足は特に問題のない仕上がり。1マークしっかりと旋回を決めて優勝を飾る。逆転候補の筆頭は茅原。「足で負ける気がしなかった」と土屋と比較をしても遜色のない動き。スピード戦で活発に攻め立てる。G1レースは初優出の田中。内枠両者が激しく握り合う展開になればチャンスが到来しそう。突き抜けを狙う。優勝戦メンバーの中では目立たない瓜生の31号機だが、冷静に抜け出しを図りたい。

ポールポジションから鋭く踏み込んだ土屋が唯一の0台でスリットラインを通過。差した茅原の艇が流れて、土屋が早々と抜け出しに成功します。土屋は安全圏まで艇を伸ばすと、以降も危うげなく周回を重ねて堂々の勝ち名乗り。人気に応える逃走劇で、5年ぶり2度目のG1優勝を果たしています。1周1マークで最内を差した瓜生が2番手入線。3番手争いは粘る田中を抑えた柳沢が取り切っています。