オール3連対の安定航跡を刻み堂々の得点率トップ通過を果たした松井が、準優勝戦3番勝負ラストの11レースの1号艇で登場する。機力は出足を中心に上位級の一角で、イン戦をこなすのには打ってつけの仕上がり。実績抜群の1枠から、差しもまくりも封じて逃げのスタイルに持ち込み優勝戦の1枠をゲットする。地元の利を存分に海野が3コースから握り、谷村はクレバーな差しハンドルで最内を突いてバック伸び上がる。実戦足がいい金子も2コースから差し粘り連争いに加わる。

ピット離れ遅れた黒井が押し出され12/3465の進入となります。真っ先にターンマークへ到達した松井がイン速攻！　まくらせず差させずの旋回で後続を引き離すと、早々にバックストレッチで逃走スタイルを構築します。残る周回も手綱を緩めず走り切った松井が堂々の勝ち名乗り。優勝戦の白いカポックを手にしています。金子と海野よる次位争いは、2周1マークで海野を振り切った金子に軍配。