得点率トップの座を守り、準優勝戦ラストの11レース1号艇をつかんだのは地元の金看板・石野。20パーセント台のモーターをきっちり押し上げ逃げ込む舟足は十分。そして今節は手がつけられない好調時の攻めの鋭さを披露しており、イン戦なら更に勝算は増すはず。枠なりの3対3のスタイルから一気に押し切りファイナルの1枠を手にする。次位争いは激戦。毒島がセンターから全速果敢に迫るが気配は日替わりで、乗れている岡村の差しも好勝負。得意の5コースからまくり差す岡崎も侮れぬ。

コンマ11で踏み込んだ石野が真っ先に1マークを回ると、差しに構えた岡村を退けて逃走体勢へ。石野はグイグイと艇を伸ばし、後続と水を開けていきます。一人旅に持ち込んだ石野は、そのまま逃げ切って完勝。人気に応える1着で、優勝戦へと勝ち上がっています。1周2マークで岡崎が切り込んでいきますが、上手く差し抜けた岡村が2着を確保。2周1マークで逆転した篠崎が3着となっています。