予選をオール2連対でまとめた井口が得点率トップを守り準優12レースの1号艇をゲットした。舟足は高いレベルでバランスが取れており、スタートも決まっている。他艇に付け入る隙を与えず一目散に逃げる。焦点は次位争い。日毎に調整を合わせてきた重成が一番差しからバック粘るが、岡崎もセンター好位置に陣取り角度よく握って回る。山田も調整が合えば動きは軽快。内の動向を読み鋭く展開を割って入る。

全艇が0台に踏み込む激しいスリット合戦。1マークを先制した井口がまくらせず差させずの好旋回で、あっという間に他艇を置き去りにします。井口は早々とセーフティーリードを築くと、独走体勢へ突入。以降も手綱を緩めることなく航走を続けた井口が、ファイナルの白いカポックを手にしています。焦点は2番手争いへと移り、2周1マークで村田を牽制しながら回った山田が最後の切符を確保。