し烈な準優勝戦3番勝負はすべてイン逃げ決着。よってポールポジションの1号艇をつかんだのは6戦4勝オール連対の實森。準優勝戦は前づけ艇を制して押し切り万全の舟足を披露した。連日のイン戦なら時計も手の内、逃げてプロ初優勝プラス、G1戦タイトルホルダーの称号も手にする。大山が2コースからすかさず差しに入るが、エース機とタッグを組む香川もセンターから全速戦で連争いに参入する。6枠で滑り込んだ地元の看板レーサー平山も、5日目同様にコース取りから見せ場を作りそうだ。

平山が展示よりもさらに2つ内に入り、16/2/345の隊形に。飛び出した實森が1マークを先制しますが、ここでフライングコールが鳴り響き無念の戦線離脱となります。焦点は香川と平山の先頭争いへと移り、1周2マークを先取りした香川が単独首位へ。香川は以降も危なげなく周回を重ねて1着でゴールイン。レディースチャンピオン初制覇で、G1ウィナーの仲間入りを果たしています。