優勝戦のポールポジションを獲得したのは田中。予選首位通過から、準優勝戦では外の攻めを受け止めてイン逃げ快勝。舟足も変わらず出足を中心に良く、意外にも初のG2制覇へ間近。再度逃げ込み、優勝の美酒に酔う。田中の脅威となるのはカドの三浦。今節は2度の『まくり』を決めており、チャンスのある舟足。大物喰いも十分ある。実力上位者の笠原は差して勝負。バック迫れる技機は備える。カドの三浦が攻めれば、エース機の58号を操る定松にも出番到来か。

アウト勢が好スタートも枠遠く、伸び返した田中が先マイします。差した笠原は引き波で艇が浮き上がり田中まで届かず。一気に押し切った田中が、あっという間に安全圏を確保します。その後は事故艇の影響もあり、田中が先頭をキープしたままフィニッシュ。2016年以来およそ6年半ぶりの特別戦優勝を飾っています。差して順走した笠原が2番手で入線。なお、6号艇の定松は転覆失格となっています。