シリーズ4日目を連勝で終えた坪井が予選トップ通過を果たした。行き足に直線と機力に関しては特に問題のない仕上がり。ここもスタートを踏み込んで逃げ先制を決めるか。実戦向きで坪井と比較をしても決して見劣りをする事のない篠崎の28号機。スムーズに一番差しを入れてバックは内へ詰め寄る走りへ。茅原は切れ味の鋭い捲り差しから一気に突き抜ける展開に持ち込みたいところ。内勢が激しい握り合いになると羽野にもチャンスが到来しそう。

最内からしっかり踏み込んだ坪井が1マークを先制。バックストレッチで先頭に立った坪井は、後続との艇間を拡大します。迎えた2マークも難なく先行し、ここで安全圏に突入。そのまま手綱を緩めず走り切った坪井がトップでゴールラインを通過し、優勝戦に駒を進めています。2番手争いは茅原と羽野が一進一退の攻防を展開。2周2マークを先取りした茅原が、羽野を引き離して先着しています。