トライアル2ndの12レースは、獲得賞金1位の馬場がエース51号機を駆り万を持して1号艇で登場する。出足を軸に仕上がりは順調。インをガッチリ固めて逃げ一気にレースの主導権を握る。練習気配のいい深谷が、センター3コースから行き足を伸ばしてフルターン攻勢で馬場に迫る。地元好気合の原田も2コースから素早い差しワザで連争いに加わる。勝負強い池田が4コースから機敏にブイ際を差して道中勝負に出るが、近況好リズムの磯部も侮れぬ。

インから先制狙った馬場が1マークを外します。馬場の空いた懐へ原田がすかさず俊敏差し。直線で一歩前に出た原田の後を深谷と磯部が追走します。迎えた2マーク、磯部を先に行かせてシャープに回った原田がリードを広げて独走体勢へ。以降も首位を守った原田が勝ち名乗りを上げます。2周1マーク握った磯部が馬場と深谷を下して次位入線。深谷が3着に収まり、3連単2-5-3は73,380円の高配当となっています。