石渡がメインカード『D・R賞』の1号艇。当地67周年はあと一歩及ばず優勝戦2着だったが、さすがモーター出しと江戸川水面にピタリとハマるハンドルさばきでシリーズをけん引した。前回戦のリベンジに燃える今大会の緒戦はインから気持ちよく逃げるとみた。モーターの底力は長田が上。25号機は周年で石渡とタッグを組んだ好素性機。1マークまでにノゾけばハンドルさばきは自在。長田の動きを読み展開を突くのが佐藤。関も最内を差してバック浮上する。

安定板使用で周回短縮という厳しい水面状況で迎えた12レース。コンマ09で踏み込んだ石渡が1マーク先マイします。長田と関がまくりにいきますが、長田は艇がバタついてあえなく後退。対する関は、石渡をとらえて並走状態に持ち込みます。迎えた2マーク、位置有利に回った石渡がソト握った関を退けて単独トップへ。そのままキープした石渡が1着でゴールし、初日ドリーム戦を制しています。