優勝戦のポールポジションを掴んだのは5日目に24歳となった末永。準優勝戦は0台前半のスタートと気持ちも感じられた踏み込み。先マイできれば逃げ切れる舟足は十分、このまま勢いに乗ってG1初VとSGクラシックの権利も掴み取るか。同じくSG権利を狙う瓜生が逆転候補筆頭。ここにきて万全な状態、勝ち負けできる。原田も仕上がりの手応えはいい。チャンスさえあれば突き抜けも一考。G1初優出の古澤も差し構えからVを狙う。

外枠勢が際どい仕掛けとなるも、ほぼ互角のスタートを決めた末永が1マークを先マイ。瓜生が渾身のまくりを繰り出すと、末永に並びかけていきます。同体のまま迎えた2マーク、瓜生は末永を先に行かせての差しを選択。しかし、旋回が鋭くなりすぎたかターンマークに接触します。ここで抜け出した末永は、瓜生の追走を退けて歓喜のゴールイン。末永が九州地区選手権を制し、G1覇者の仲間入りを果たしています。