2連対率を考えると物足りなさがある湯川の50号機。しかし、スタート横一線の隊形ならばインから押し切りが通用しそうな足色。気合の先マイに出る。2日目からリズム良く乗れている上田。舟足も戦える気配を見せているだけにダッシュ強攻策で挑む構え。このメンバーの中では機力で他を一歩リードしている大久保。課題はスロー水域のスタートになるか。しっかり踏み込みたい。横澤は両サイドに出られることなく自在に抜け出しを図るレースへ。

内から4艇が同体となってスタート踏み込むと、湯川が1マークを先制します。大久保、横澤、上田の3艇が差しを狙うも互いに壁となって攻め切れず。湯川が他艇の攻防を尻目に直線でスルスルと艇を伸ばしていきます。大きくリードを奪った湯川が、その後も先頭をキープして1着でフィニッシュ。待望のシリーズ初白星を獲得し、準優勝戦へと駒を進めています。1周2マークで木谷を下した大久保が2着入線。