準優勝戦3つ目のカードの12レースは、今節は幾度となく強烈な追い上げをみせ、6戦オール3連対の活躍で予選トップ通過を果たした杉山が1号艇で登場する。出足、回り足は節イチクラス。インをガッチリ固め外完封の逃げを決めベスト6へ名乗りを上げる。池田がすかさず2コースから差すが、舟足は伸びる茅原、実戦足が強い高橋のセンター両者が優勢。機力は平凡な馬場でも、5コースからスピードを乗せたまくり差しのハンドルは、ボート界屈指の切れ味で外枠でも侮れない。

インからコンマ05のスタートを決めた杉山が先マイ。しっかり押し切った杉山は、直線でスルスルと艇を伸ばします。杉山は早くも先頭に立つと、続く2マークも先制。ここでリードを確保した杉山が1着でゴールし、優勝戦のポールポジションをゲットしています。1周2マークで抜け出し、先行する杉山に食らいつくも及ばなかった茅原が次位入着。3着に馬場が入りレースを終えています。