5日目11レースで逃げ速攻を決めて勝利を手にした魚谷。3日目後半から3連勝と好リズムで1号艇を獲得。舟足に関しては変わらずいい状態を維持している。準優の再現となる逃げを放ってV獲りへ。次位争いは難解ムードが漂うが江口が内へ動くことでカド位置が手に入りそうな佐藤を指名。自在ハンドルから道中勝負へ。十分に戦える舟足がある笠原はスムーズに突き抜けるレースに持ち込みたい。三嶌は枠番を主張して一番差しを狙う構え。

展示通りに江口が2コースを奪取します。152/346の並びから、トップタイミングで飛び出した魚谷が先マイ体勢。江口が差しに構えますが、その間を三嶌が角度よくまくり差します。三嶌は力強く引き波を超えて先頭へ。1周2マークで迫る笠原を巧みにさばき、三嶌は首位の座を堅守します。以降も落ち着いて周回を重ねて、栄光のゴールラインを通過。三嶌が桐生モーターボート大賞を制し、およそ7年ぶりの特別戦優勝を飾っています。