26パーセント台の2連対率ほど悲観をするような足色ではない坪井の40号機。地元と1号艇の利を活かして気合の逃走戦に出たい。スタート同体ならば押し切りが通用しそう。モーターの素性の良さならば坪井を上回る丸野。差しに捲りの両面策から柔軟に抜け出す走りに持ち込みたいところ。一撃攻勢があるとすれば菅。伸びを重視した調整で内勢を一気に沈める捲りを炸裂させたい。課題はスタートか。菅が果敢に仕掛けると黒井に差し場が開けそう。うまく展開を捉えたい。

菅が3カドを選択し、12/3456の隊形となります。菅がまくりを仕掛けると、坪井が抵抗して2艇とも膨らみ加減。空いたところへ枝尾がすかさずまくり差してトップへ躍り出ます。次コーナーを先取りした枝尾はジワジワと他艇との差を広げて一人旅へ突入。残る周回も手綱を緩めず走り切った枝尾が堂々の勝ち名乗りをあげています。3周1マークで僅かに先行した黒井が坪井を抑えて2番手で入着。