初日のメインカード『高松宮特選』の1号艇には地元の松井がどっかりと座る。前検の気配も悪くなく、インから十分に持つ舟足。機調整は手の内にしている水面で機力の上積みも見込める。人気に応えて押し切るとみた。2コースに構える峰は2連対率の高い53号機をゲット。素早い差しハンドルで逃げる松井に肉薄する。センターから仕掛ける井口の動きを読み菊地と篠崎が展開を割って入るが、高松宮記念6Vの太田も軽視は禁物。

菊地が唯一0台の好スタートを決めると勢いそのままに一気に内へ絞っていきます。菊地は先マイを図る松井に対して鮮やかなまくり差しを披露。バックストレッチで一歩前に出た菊地は、グイッと艇を伸ばして続く2マークも先制します。ここで後続と水を開けた菊地が最後まで冷静に周回を重ね1着でゴール。高松宮特選を快勝しています。2着に1周2マークを鋭く回って抜けた峰が入線。3着に松井が入っています。