予選トップ通過を果たした濱野谷が、準優勝戦はインから押し切りV最短距離の1号艇を手にした。行き足が軽快な上に今節のスタートの踏み込みは実に鋭い。差しもまくりも許さず逃げ一気にG1制覇へ突っ走る。好モーターとタッグを組む森高が、2コースからすかさず差してバック濱野谷を追撃。準優勝戦は5コースから鮮やかなまくり差しで突き抜けた今垣は、代名詞の3コースカド位置から本領発揮。トップクラスの伸びを誇る中田は、準優勝戦はイン惜敗もむしろダッシュ戦で持ち味が発揮できそうで怖い存在に。

今垣が展示通りに3カドを選択して、12/3456の並びになります。トップタイミングで飛び出した濱野谷が1マークを先取り。まくらせず差させずの旋回を繰り出して、一気に押し切っていきます。濱野谷は周回を重ねるごとに後続との差を広げ一人旅に突入。終始圧倒した濱野谷が、常滑周年記念を初制覇しています。順走した森高が次位入線。3周1マークで島村を退けた中田が3番手となっています。