初日12レースのドリーム戦第一弾は、1枠にエントリーされた地元エース・片岡のイン戦を信頼したい。引いたモーターは20パーセント台の複勝率が示す通りにパッとしない一基だが、時間たっぷりの一回走りの上、上位モーターは不在の組み合わせ。スリット五分にまとめてレースを作るとみた。白井がセンター3コースからフルターン攻勢で続き、馬場は最内差しから道中戦に持ち込む。原田は2コースから差し粘る形か。6者での比較では、合えば出足型で素性がいい磯部も侮れない。

片岡が1マークを先マイするも、馬場が狙い澄ました差しハンドルで強襲。バックストレッチでは片岡と馬場が競り合う展開となります。迎えた1周2マーク、位置有利に先制した馬場がここで首位の座を確保。馬場はそのまま手綱を緩めることなく1着でゴールし、幸先のよい滑り出しを見せています。馬場を追走した片岡は2着入線。食らいつく白井をしのぎ切った原田が3着に入っています。