優勝戦の1号艇を掴んだのは茅原。準優勝戦は予選道中を思うと上々の仕上がりではなかったが、しっかり押し切り、優勝へあと一回逃げるだけ。最後まで貪欲な姿勢で調整を施し、最善の状態でG1戦10度目のVを狙う。今節常に『エンジンいい』と語る西山が対抗格。結果が示している通りで、逆転できる舟足は備えている。自在戦から勝負か。瓜生もそう見劣ることはない。一番差しからチャンスを待つ。山口、寺田、塩田は展開次第。

西山が3カドを選択し、12/3456の隊形に。アウト勢が好タイミングで踏み込みますが、1マークまでに伸び返した茅原が先取りします。西山と山口がまくり差しで応戦するも茅原には届かず。しっかり押し切った茅原は2マークを先行したところで独走体勢に突入します。そのままトップを快走した茅原がゴールイン。文句なしの逃げ切りで芦屋周年を制し、10度目のG1優勝を達成しています。