トライアル1st2戦目、12レースの1号艇は枠番抽選で中島が掴み取った。伸び足を生かして、1戦目は道中競り勝ち2着と舟足に関しては言うことなし。前付けには屈せずインコースは主張。先マイから逃走態勢を築くか。2号艇の菊地も1戦目は好脚を披露。ここもスタートから切れ味を生かしたい。機力ヒケを取らない桐生は1マーク自在な組み立て。展開を突く走りへ。今垣と深谷は本体整備で機力UPも、もうひと足欲しい状況。

土屋が展示から前付けに動いて162/345の隊形に。コンマ10のタイミングで踏み込んだ中島が先に1マークを旋回します。菊地がまくり差しで肉薄するも、こらえた中島はバックストレッチで先頭を堅守します。1周2マークをクリアした中島はここで安全圏を構築。以降も手綱を緩めず走り切った中島が1着でゴールし、トライアル1stを1位で通過しています。混戦となった次位争いは2周2マークで艇団を抜け出した今垣に軍配。