グランプリはトライアル2ndに突入。1stを勝ち残った6名と今年のマネーバトルをけん引してきた賞金上位6名が激突する。12レースの絶好枠は峰。前検日からたっぷりとあった時間を有意義に使い仕上がりに問題はない。インから堂々と押し切ってシリーズに勢いをつける。石野は自身が熱望していた88号機がパートナー。強力機を味方につけ峰追走の一番手となる。磯部は自在戦に活路を見出すが、実戦で調整を合わせてきた桐生以下も大差なくチャンスはある。

ほぼ横一線のスタートから峰がイン先制。早くも単独トップに立つと続く2マークも落ち着いて回ります。最後まで危なげなく航走した峰が1着でフィニッシュ。貴重な勝ち星を手にし、好調な滑り出しを見せています。2周2マークでリードを広げた石野が2番手を確保したかに思われるも、先行する石野に必死に食らいついた桐生が最終コーナーで逆転。見事、桐生が石野を破って先着しています。