準優勝戦3番勝負はすべてイン逃走劇で決着。よって優勝戦のポールポジションは、エースモーター21号機を駆る峰が手にした。6名の中で唯一のフライング一本持ちは懸念材料となるが、機力比較では断トツでスリット後は準優勝戦同様に伸び返す公算は大。インから一気に押し切り芦屋でのG1通算6度目となるVを飾る。西山が2コースからすかさず差しに入るが、乗れている仲谷もセンターから果敢に握って連争いへ。4コースから最内を差しを狙う篠崎は、混戦を待って浮上を狙う。

コンマ14のトップタイミングから峰が1マークを先取り。西山と仲谷が相次いで懐にねじ込むも、両者が接触して後退します。直線で大きく前へ出た峰は、続く2マークもきっちりとターン。峰は周回を重ねるごとに他艇とのリードを拡大していきます。堂々たる逃走劇を披露した峰が1着でフィニッシュ。自身3度目となる九州地区チャンピオンの座に就いています。1周1マークで最内を回った篠崎が準優勝。