12レースは1号艇に組まれた初日のドリームメンバーの平本が中心。「出足型にプロペラを叩いたら伸びを落とさずにいい方向にきた。感触はガラリと変わってます」と、手応えは得た様子。2日目の後半は展開が向かずに大きな着を取ってしまったが、インから外の攻めを封じてポイントを巻き返す。瓜生がセンター3コースからフルターン攻勢で平本に迫るが、舟足でリードする木下も4コースから最内を差して連争いへ。新ペラ交換はあったが、戦える機力はキープしている河合も差し粘る。

コンマ14のタイミングから平本が先制します。まくらせず差させずのターンを披露した平本は直線でも首位の座を堅守。続く2マークで後続を引き離し安全圏を構築します。残る周回も手綱を緩めることなく逃げ切り平本が快勝。待望のシリーズ初勝利を収めています。1周2マークで展開を見据えて冷静に回った河合が次位入線。木下と榎による3着争いは3周1マークで榎をさばいた木下に軍配があがっています。