初日ドリーム戦の1号艇は毒島。手にした58号機の2連対率は37パーセントとまずまず。前検のスタート練習ではそこまで目立った動きはなかったが、本番まで時間をかけて調整、足元をしっかりと固めてインから先制の逃げを打つ。2コースに構える松井が相手。スリット付近の行き足の見栄えがよくスムーズに差してバック追走の形を作る。菊地は快スタートからのまくり攻め。地元の山口はカドに引くスタイル。ドリームの中でも見劣るような舟足ではなく展開を突いて食い下がる。

スリットはやや後手を踏んだ毒島ですが、しっかりと伸び返して1マークを先マイ。他艇の攻めをものともせず、直線で早くもセーフティーリードを獲得します。次コーナーも危なげなく回った毒島は悠々の一人旅に突入。毒島が初日のドリーム戦を快勝し、幸先よく滑り出しています。1周1マークを差して続いた山口が次位入線。松井と菊地による3着争いは2周1マークをシャープに差した松井に軍配が上がっています。