優勝戦のポールポジションは深谷。全体的にバランスが取れており優勝できる舟足は揃えている。スタートだけに集中して先マイに全力、逃げて3度目の記念制覇へ。2日目の整備で機力激変したのが片岡。2コースからブイ際を差してバック勝負へ出るか。地元の山口も逆転Vへ虎視眈々。舟足はヒケを取らず、センター好位から自在戦へ。伸びは際立っている坪井の一発に警戒は必要だが、記念初優勝を狙う藤原もカド位置なら怖いひとり。

コンマ09の好スタートを決めた深谷が1マークを先取りします。深谷はバックストレッチで一歩前に出ると、グイグイ加速し後続との差を拡大。続く2マークも難なく回り安全圏を構築します。早くも独走体勢に突入した深谷は最後まで手綱を緩めることなく周回を重ね1着でゴールイン。宮島チャンピオンカップを制し、3度目のG1優勝を飾っています。次位には1周1マークで深谷にまくり差しで肉薄した山口が入着。