2日目9レースは道中で競り負けて6着と乗れていない印象を受けた羽野。実戦足に関しても不満が残る仕上がりだが、しっかり立て直してくるとみて中心の一戦。意地の逃げ切りへ。一番差しに構えそうな井上はスムーズにコーナーを攻め上がって早めの抜け出しを図りたい。仲道は伸びを意識した調整も視野に入れて積極的なレースを見せたいところ。穴的存在ならば末永。6号艇だが軽視は出来ない。道中捌きのうまさを存分に発揮したい。

コンマ11のタイミングから羽野が1マークを先制。仲道の差しハンドルも届かず、羽野が力強く押し切ります。直線でリードを築いた羽野は2マークも先行して首位の座を確保。以降も周回を重ねるごとに後続との差を広げていきます。羽野が見事な逃げ切りでゴールラインを通過。シリーズ初白星を獲得しています。2着をめぐる井上と仲道による攻防は3周1マークを先取りした井上が、仲道の攻め手を封じて先着しています。