12レースは峰が1号艇でエントリーされた。ワースト級の評価の19号機で機力は過信できないが、決定力は周知の通り。行き足が軽快な2コース寺田も絶好の壁となりそうだ。インからスタート張り込んでこん身の逃げを打つ。地元で水面熟知の寺田が外の攻めを封じて差しに変化しバック峰を追撃へ。フライング1本持ちでも、優良モーターとタッグを組む池田がセンター3コースから自在なハンドルさばきで連争いに加わる。湯川は自力で攻める伸びはないだけに、ロスなくブイ際を回し混戦を待って浮上図る。

インの峰が1マークを先取りするもブイ際空いたところに寺田がシャープに差して応戦。直線は峰と寺田が競り合う展開となります。迎えた1周2マーク、寺田が冷静に回ってここで峰との距離を拡大。寺田はそのまま手綱を緩めぬ走りでフィニッシュし節間初白星をあげています。イン残した峰が2着入線。池田、湯川、遠藤による三つ巴の攻防は2周1マークを鋭く回った湯川が制して3着に入っています。