準優勝戦は波乱の結果が続出。唯一の逃げを決めた河合が1号艇を獲得。変わらず強力な実戦足を存分に発揮してSGチャレンジカップからの連続優勝を飾る。5日目11レースを捲り速攻で制した片岡。ここも、その再現を狙って強攻策に出たい。舟足は日毎に良化ムード。回り足の良さを生かしたい上平は一番差しからコーナー勝負に持ち込みたいところ。5日目12レースで峰に競り勝つ好走を見せた田村。一つでも内へ潜り込んで意地と粘りの走りを見せたい。

田村が前付けして3コースを奪取すると、片岡がカドに引いて126/345の隊形。上平がややへこんで田村に優位となるも、同体で踏み込んだ河合が1マークを先にクリアします。遅れて差した上平が迫りますが、河合はこらえで先頭を譲らず。勝負の1周2マーク、最内から切り込む中村の引き波を力強く超えて、河合が前へと出ます。後続を引き離した河合が優勝のゴールイン。大渦大賞を初制覇しています。