予選ラストの12レースは、今年の賞金ランキングトップをひた走る馬場に1号艇。初日のドリーム戦を制したあとの3走は大きな着が並び苦戦が続いたが、準優勝戦進出へ2走目イチの勝負駆け。舟足は中堅一杯でも自慢のスピードとプライドにかけて外を封じる逃げを打つ。快速の地元・竹井が3コースから伸びかけ、渡邉和将は4コースから最内をロスなく差してバック浮上を狙う。上條も舟足ではセンター両者に譲っても、2コースから手堅く差しに構えて連争いに加わる。

コンマ16のタイミングから伸び返した馬場が1マークを先取り。竹井が勢いよくまくりに行きますが、馬場がブロックします。しっかり逃げた馬場がバックストレッチでトップを死守。次のコーナーも1番手で回ると後続を突き放してセーフティーリードを築きます。馬場は残る周回も安定感のある航走を見せ、そのままトップでゴールラインを通過。2着に木下、3着に渡邉が入線しています。