トライアル1st、2走目12レース1号艇を引き当てたのは関。前評判通り73号機の動きは良く、1走目は道中追い上げて2着取りに成功。機力の後押しも味方に、逃げて2nd進出へ。1着発進となった菊地はスタートから勝負をかける。握りマイから関へと迫りそう。百戦錬磨の松井は正念場。舟足は悪くなく王者の意地を見せるか。外枠勢も黙ってはいない。佐藤が持ち味活きるカドから一発勝負、瓜生に定松もチャンスの目はある。

コンマ14のタイミングから関が1マークを制圧。影をも踏ませぬ速攻劇で後続の攻めを断ち切ります。直線でグイグイ艇を伸ばした関はあっという間に独走体勢に突入。以降も手綱を緩めない走りでリードを守ります。見事なイン逃げで関がトップでフィニッシュ。トライアル1stを突破しています。1周2マークでブイ際を回った菊地が2番手を確保。なお、2号艇の松井は転覆失格となっています。