開催4日目を3、1着と、まとめてオール3連対を継続中の宮地が記念レースでは初の予選首位通過を決めた。舟足は内から戦う分には十分な仕上がり。スタート後に伸び返して逃走戦に持ち込む。好モーターが揃って次位争いは激戦模様が漂うが菊地の捌きを評価。スムーズにコーナーを攻め上がって追走態勢を築きたい。峰は捲り差しを炸裂させて一気に突き抜ける展開にしたいところ。調整を大きく外さなければ実戦足の良さがある関は手堅く抜け出し狙う。

コンマ14のタイミングから宮地が1マークを先制。宮地はまくらせず、差させずの旋回を繰り出します。バックストレッチで艇を伸ばした宮地が安全圏を拡大。続く2マークも真っ先にクリアします。以降も危なげなく周回を重ねた宮地が快勝。優勝戦のポールポジションを獲得しています。し烈な2番手争いは3周1マークで菊池と関を引き離した井口に軍配。井口が最後の切符を手にしています。