12レースのドリーム戦は、地元のエース今垣が1号艇をつとめる。モーターは中堅クラスでも、時間たっぷりの1回走りなら良化は見込める。スタート張り込み外完封の逃げを披露する。3コース戦は無類の安定感を誇る池田が巧みなハンドルで今垣に迫るが、前走地の徳山で念願のSG初戴冠を果たし勢いをもって参戦する2コースの西山も評価は互角。調整がマッチすれば直線が水準以上に仕上がる62号機を手にした佐藤がスロー勢にとっては脅威の的となりそう。4コースカド位置からスタート勝負に出る。佐藤マークからまくり差しを狙う宮地も侮れない。

ピット離れで遅れた宮地が回り込むと、佐藤が引いて1235/46の並びになります。トップスタートを決めた佐藤がまくりで攻めるも、今垣が抵抗し両者流れ加減に。空いた懐を西山が差し、上條がまくり差しで抜け出します。続く2マーク、西山が先にクリアすると独走体勢に突入。西山は先頭を守り切ってフィニッシュし、幸先よく滑り出しています。西山に続いた上條が次位入着。3着には池田が入り、3連単2-6-3は44,850円の高配当決着に。