初日ドリーム戦の1号艇は茅原。手にした37号機は2連対率どおり中堅の域を出ない。前検日の気配もパッとしていなかったが、ここは12レースの1回走りなら時間をかけて調整。逃げ切り可能な舟足に仕上げてインで主導権は渡さない。好素性機のひとつを引き当てた濱野谷が差しの一手で逃げる茅原に迫るが、上條のモーターもよくカド位置から気持ちよく攻める。ダブルエースの33号機を駆る森高が前検日から上々の動き。コース外でも軽視できない。

唯一の0台スタートを決めた茅原が勢いそのままにイン速攻！　後続を寄せ付けない旋回を披露します。茅原は直線で瞬く間にリードを拡大すると次の2マークも真っ先にクリア。終始トップの座を譲らなかった茅原が完勝し、初日ドリーム戦を白星で飾っています。混戦となった次位争いは1周2マークを無駄なく回って抜け出した篠崎に軍配。粘る森高をしのいだ濱野谷が3番手を確保しています。