準優勝戦は全て逃げ決着。優勝戦のポールポジションは地元の平本が獲得した。今節は終始リラックスした様子で、舟足はいい状態を維持している。課題に挙げるスタートを決めて、1マーク先マイ。後続を振り切り逃げて有終の美を飾るか。十二分に逆転Vへのチャンスある深谷。渾身の差しハンドルから勝負。強烈な出足を誇る末永もセンター好位から虎視眈々、自在に攻めて肉薄しそう。井口も気配は上向いており、ピット離れから注目。

コンマ12のトップタイミングから平本が1マークを先制。深谷がシャープに差して肉薄するも、平本がなんとか押し切ります。平本はバックストレッチで一歩前に出ると、続く2マークも真っ先にクリア。その後は深谷が差を詰める場面もありましたが、平本は先頭を譲らず堅守します。そのまま逃げ切った平本が栄光のゴールラインを通過。地元ファンの声援に応え、4年ぶり2度目の蒲郡周年優勝を達成しています。