天候不問の爽快な走りをみせ7戦4勝の活躍で予選トップ通過を果たした石渡が、準優勝戦ラスト12レースの1号艇で登場する。エース機69号機のパワーを駆り実戦足を軸に機力はトップクラス。すべてを知り尽くした江戸川水面で死角はなし。インからスリットでハナを切りそのまま力強く押し切る。坪井が2コースからロスのないクイックターンで石渡に迫る。フルターン攻勢で一撃を狙う栗城に、混戦で強さを発揮している和田も連争いに加わる。伸び系統が上位級に仕上がっている松尾に外枠克服可能な快パワー。

唯一の0台スリットから石渡が先マイします。坪井が差しで強襲するも届かず。直線で石渡がスルスルと艇を伸ばします。石渡は次コーナーも先取りするとここで独走体勢に突入。そのまま守り切った石渡が1着でゴールし、ファイナル進出を決めています。見せ場を作った坪井が2着に入り、最後の切符をゲット。栗城と平本の3着争いは、1周2マークで抜け出した平本に軍配が上がっています。