予選ラストとなる11レースは吉田が1号艇に構える。モーター2連対率通りで機力は良く、好枠2走の4日目は気合の入る勝負駆け。多少深くなってもインから伸び返して先に回るとみる。3日目後半に白星を挙げた森高が気配を上向かせてきている。2コースからうまく立ち回って粘り強く走るか。前田は赤岩の動向次第でスロー、ダッシュを使い分ける。舟足自体は良く、一角崩しがあっても。峰も上昇ムードでまくり差しには警戒必要。

赤岩が展示同様にスローを選択し、1234/56の並びとなります。トップタイミングから吉田が先制ターン。森高が差し迫るも一歩届かず。吉田が直線で鋭く艇を伸ばすと、2マークも先に回り首位をキープします。周回を重ねるごとに後続との水を開けた吉田が先頭でフィニッシュ。4日目を連勝で飾り、準優勝戦に弾みをつけています。差し順走の森高は2番手まで。3番手は1周2マークを冷静にさばいた峰が取り切っています。