予選3位通過の佐々木が12レースの絶好枠に陣取る。シリーズを通して安定した航跡を残し、モーターの仕上がりは準優に入ってもヒケを取らない。早いスタートを決めて外の攻めを封じる。仕上がりは松井も互角以上。狙い澄ました差しハンドルでバック捕らえにかかる。旋回力ある魚谷が1マークを自在にさばいて一角崩しを狙うが、直線系統に自信を持つ地元の下出が仕掛けると波乱の展開も考えられる。

スタート展示通りに池田が3コースに進入して、126/435の並びになります。カドを選択した魚谷の仕掛けを池田がブロックする間に、インから佐々木が先マイ。そこへ松井がシャープに差し込んでいきます。舳先をかけた松井は、1周2マークをコース優位に回ると佐々木からリードを奪取。松井が見事な立ち回りで勝利をもぎ取っています。佐々木は2番手に踏みとどまって、松井とともに優勝戦に進出。