12レースのドリーム戦は地元の総大将・今垣のイン戦が中心。時間はたっぷりの一回走りで上積みは十分にのぞめる。マイペースのイン起こしから互角以上のスタートを踏み込み逃げのスタイルに持ち込む。初下ろしから間もないモーターだが、直線の気配が良さそうな23号機を駆る濱野谷が相手筆頭。センターから自在なハンドルで今垣に迫る。西山は差しから渋太い走りで連争いに加わる。太田がフライング2本持ちでスタートは無理できないだけに、スピードを乗せてまくり差す茅原の攻めが好角度だ。

コンマ20のスタートからインの今垣が1マークを先制。西山が差しで迫るも、今垣はものともせず先頭に立ちます。直線でスルスルと艇を伸ばした今垣は次コーナーも冷静にクリア。後続との差をさらに広げて一人旅へと突入します。最後まで手綱を緩めることなく走り切った今垣が1着でフィニッシュ。初日ドリーム戦を制し、幸先のよい滑り出しとしています。2着には差し順走の西山が入線。