2022年のG1ロードは尼崎からスタートする。注目の初日ドリーム戦は吉川が1号艇にどっかりと座る。フライング休み明け3節目だが、正月開催で走ったばかりの地元水面。機調整、スタートは手の内に入れており、コース有利に逃げてシリーズに弾みをつける。2コースから的確にさばく松井が相手。「感触はいいと思いますよ」と、前検から舟足にOKサイン。自在に攻める毒島もターン力を活かして食い下がるが、新田もソツなく運んで連下争いに参加する。

スリットややノゾいた毒島がまくり差し一閃！　ターン出口でグイッと艇を伸ばして先頭に立ちます。毒島は次コーナーも全速でクリアするとその差を拡大。独走スタイルを構築します。その後も危なげなく周回を重ねた毒島が勝ち名乗り。センプルドリームを制し、幸先のよい滑り出しとしています。焦点は吉川と馬場の2番手争いへ。2周1マークで馬場を牽制しながら回った吉川が先着しています。