初日12レースのドリーム戦は、1号艇にエントリーされた桐生が中心。30パーセントそこそこのモーターでも、前検日のスタート特訓では逃げ込める行き足はみせていた。インをガッチリ固めて最内経済コースをクルリと回す。気配が良かった外枠3艇も怖いが、2コースから真っ先に差せる井口がバック桐生を追撃。ダッシュから行き足を伸ばす瓜生に注目モーター20号機を引き当てた茅原も道中さばいて連争いに加わる。馬場は得意の3コース戦となるが、気配と相談となるか。

1マークで桐生が流れたところへ馬場がまくり差しで強襲します。同じくまくり差した磯部が馬場に直線で肉薄すると、両者引かずに1周2マークへ突入。ここで絶妙なハンドルさばきを披露した馬場が、磯部を振り切ってリードを広げます。馬場は残りの周回を危なげなく走り、首尾よく1着でゴールイン。初日ドリーム戦を快勝しています。1周2マークで思い切りよく握った桐生が2着入線。